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蟲師、今の日本でもこんな映像作品ができるんだ!! 

蟲師 其ノ壱 蟲師 其ノ壱
馬越嘉彦 (2006/01/25)
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
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最近観たアニメの中でかなり気に入った作品です。
不覚を問わず自然の流れに任せるようなゆったりとしたストーリー展開が以前紹介した杉浦日向子著『百物語』と重なります。
キャラクターの今風アニメ顔(個性・表情なし)はちょっとマイナスだと思いましたが、その後原作コミックを読んでそのままだったのでキャラクターデザインの方のセンスではないことを知りました。
逆にその表情や個性の乏しさが背景の自然描写ばどを際立たせていると思えばそれもありかも…。
まるで能の幽玄のような世界観は今流行のスピリチュアルでもオカルトでもなく説教がましく人間の尺度に蟲をあわせるでもなく、あいまいさを残しつつも何故か心地よい。「それでよかったんじゃない。もう過ぎたことだし…。」そんな和んだ気持ちにさせる。
音響も最低限で、それが作品に生かされている。今春公開された実写映画は観ていないけれど、メディアとしてはアニメーション作品で観ることをお奨めします。私は全話DVDに撮ってマイライブラリーに保存しています。

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